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2006年9月20日 (水)

タイ・クーデター:平和ボケは通用しない

 大学での会議終了後、ラオス清掃ボランティア活動に参加している父母もしくは家族に連絡した。事前に緊急連絡先を聞いておいてよかった。

 大部分の家族は冷静であったが、学生1人の家族は「だから最初から心配していた」というような話になった。「ラオスは大丈夫ですから」としか返答できなかった。私の娘が同じ状況なら、あまり心配しないと思うが、そうだからと言って、この学生のご家族の御心配を大げさだと批判できない。家族として当然のことである。

 今回、日本からの往路と帰路の航空便の予定が確認できていなかった。日本大使館が関係した場合、日本の出国から帰国までの予定を提出するように必ず指示される。おそらく長い経験から、このような緊急事態を想定したからだろう。リーダーの堀田さんから帰国予定の確認をメールでもらうことになっている。

 私よりも最優先に、本日中に日本の家族に帰国予定を連絡するように堀田さんを通して学生に指示した。御家族に連絡後、ラオスの堀田さんに国際電話した。ラオスの日本大使館から、バンコクではトランジットだけで直ちに帰国するように指示があったと言うことであった。バンコクに在住しているならともかく、そうでない人間が敢えてバンコク市内を訪問する必要もないだろう。好奇心と楽観論は禁物である。「平和ボケ」は世界に通用しない。また、自分は自分自身で守る。自己責任の原則も当然である。この自己責任の意味が重要だ。「自己責任」を理由にして無謀な行動をする人がいるが、その行動に伴う家族や友人や一般国民の心配を含めた全責任を負担できるのだろうか。

 多々の教訓を得た本年のラオスのボランティア活動である。

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