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2006年9月 1日 (金)

ビエンチャンからホーチミン市へ

 今日の予定

 午前中はチェックアウトの時間まで買い物。ビエンチャンに来て以来、新聞以外に何も買っていない。新しい資料があれば買っておこうと思う。午後は空港に出発までマッサージでゆっくりしよう。その後、ホーチミン市到着後は、数カ所に電話しなければならない。

 インドシナ3カ国に注目しようと私が思ったのは、単なる思いつきではなく、ベトナムやラオスに滞在して、これらの国々の関係が重要だと自然に思うようになったからである。他方、ベトナムやラオス政府の宣伝に私が乗せられた側面があるかもしれない。

 しかし客観的に見て、ラオスの大統領がベトナム訪問中。その少し前はカンボジア首相がベトナム訪問。ラオス・ベトナム・カンボジアの要人往来は頻繁である。新聞を普通に読んでいて、これらの国々の関係が深いことが理解できる。または相互に尊重している姿勢が伝わる。日本についていえば、ODAで道路ができたとか、小学校ができたという話である。やはり人の往来はモノの提供よりも外交には効果的である。

 これからの日本にとってアジア外交が課題と言われている。それなら、そう思う国会議員はアジア諸国にもっと出て行けばよい。要人に会わないと格好がつかないという議員は多いし、相手国の要人のランクで自分のランクが決まると考える議員も多いだろう。しかし外交は、その国の人々の生活や、その国に住む日本人の目線を共有することも重要であろう。そういった目線をもった議員がいれば、新しい外交活動として日本のみならず相手国からも評価されるのではないか。外交で最初に考えるべきことは、人と人の交流であると思う。

 カンチャナ店主ハンサナさんに会って、以上のようなことを考えるようになった。彼は政治の世界を嫌って、文化や芸術活動をしている。私が焚きつけて、最近はビジネス人にもなっている。幼い頃から政治の世界を見てきた彼は、おそらくその本質を見てしまったのだろう。だから政治に興味がなくなったのかもしれない。私が「商業省に行ってきた」と話すと、「今度の大臣と友達だ」という。そうだからと言って、それでは大臣に会わせてくれと言うわけにはいかない。活動の世界が違う。一度会っただけで「友達」と自慢する日本人は多いが、彼の場合はそれとは違う。

 ハンサナさんは、こういった人間関係をもちながらも、いわば自分の好きなことをやっている。「恵まれた特別の人間だ」と言ってしまえば終わりだが、その人柄に好かれる。「50歳を超えると健康に注意しないと」。「最近タバコを止めた」。「高血圧によい薬草酒がある」。中年おやじの会話をしながら、お酒を飲んで夜がふける。隣で奥さんが微笑んでいる。この雰囲気は、何者にも代え難い。ラオスのために、ハンサナさんの夢の実現のために、何か貢献したい。

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