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2006年9月21日 (木)

今日から講義が始まる:ベトナムの話からスタート

 木曜日の1時間目は1年生の基礎ゼミ(演習)の日である。今日から講義がスタート。どんどん時間が過ぎていく。

 1年生に、最初の夏休みの過ごし方を話してもらった。部活やバイトで頑張ったという話や、関心のあることや趣味を深めたという話があった。また、ただ遊んだという抽象的な表現もあり、こういう学生は、おそらく時間がただ過ぎただけなのだろう。でも大学1年生、これから何かやることが見つかるし、さらに見つける努力をしましょうという話をした。

 私の夏休みの過ごし方を紹介した。①ベトナムの本を出版しました。②合同会社を設立しました。③ベトナムG7マートの顧問に就任しました。④カンボジアの大学を初めて訪問しました。そのほかに盛りだくさん。確かに今年の夏の1ヶ月は充実していた。

 先生が頑張っているところを見せないと、学生もやる気は起こらないだろう。これは企業も同じだ。経営トップが悠然と遊んでいては、それ以下の従業員が付いて来ないのは当然だ。また学生が元気だと、教員も元気が出てくる。元気な学生は大歓迎である。

 もっとも悠然としている経営者が即座にダメというわけでもない。どこかで凄みをみせればよいのかもしれない。しかし、そういうタイプの経営者は現代的ではない。現代はスピードの時代。意思決定の早い実行力ある経営者でないと「今」に取り残される。

 現在、ベトナムのG7マート向けの資料を収集している。英文が望ましいが、日本語でもよい。日本のコンビニの現状からベトナムが何を学ぶのか。この解釈ができるためには、先のブログで紹介した「二重国籍」の人間が必要だ。日本人であると同時にベトナム人。この両者を使い分けながら、ベトナムに適合したノウハウや技術を移植する。この考え方は製造業にも小売業にも共通していると思う。

 コンビニやチェーンストア関係で数冊の専門月刊誌がある。さらに著書が多数。インターネットの情報も溢れるばかり。この中からベトナム向けの情報を抽出する。日本では役に立ってもベトナムでは時期尚早。ベトナムに役立つことが、日本では当たり前とみなされて記事にならない。大量の情報の中から有益な経営情報を抽出する。この仕事は、まさに私の所属する経営情報学科の存在意味でもある。

 情報そして知識を収集・羅列・蓄積するだけでなく、その情報を有益な経営情報に編集・加工・変換する。後者の作業にコンピュータは有用であるが、「有益」かどうかの判断は人間の仕事である。

 これらの仕事にベトナム人留学生の力も借りよう。ベトナム流通革命の一端を実践的に担う。ダイエー創業者・中内功の理念と熱意をベトナムに継承する。これほどのやりがいのある任務はない。

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