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2006年9月11日 (月)

ネクスト・イレブンの筆頭:いよいよベトナムの時代が来たのかも?

 ホーチミン市で三洋電機の在ベトナム片岡会長から、「こんな記事が出たよ」と『サンデー毎日』(8月13日)を見せていただいた。以下、その見出しを引用する。

 ゴールドマン・サックス証券が注目「ポストBRICs」ネクスト・イレブンに乗る:最近、投資家の間で話題になることが多い「BRICs」(ブラジル・ロシア・インド・中国)。しかし、目ざとい人々の間で注目されている一群の新興国がある。その名は「ネクスト・イレブン(N-11)」。「ポストBRICs」とも呼ばれる新たな上昇トレンドをさぐる。

 投資の神様ジム・ロジャーズ氏「私が興味のある国、ない国」:「ベトナムは、現在、最も期待ができる国だ」。そのほかの10カ国は次の通りである。韓国・イラン・インドネシア・フィリピン・エジプト・メキシコ・パキスタン・ナイジェリア・バングラディッシュ・トルコ。

 一般に、BRICs諸国のファンダメンタルズ(経済の基礎条件)は比較的良いとされるが、N-11諸国の中には政情不安などのリスクを抱える国も含まれる。「ゴールドマンがN-11に含めていない南アフリカがファンダメンタルズでは群を抜いています。その次はベトナム、他にトルコ、パキスタン、フィリピン。良くない国として真っ先に挙がるのはイラン。」(BRICs経済研究所代表・門倉貴史)。

 以上、ベトナムは絶賛されている。かつて1998年12月、同じホーチミン市で当時の住友商事の大北所長(日本商工会会長)から、「投資の楽園ベトナムの惨状」『諸君』というレポートを見せていただいたことを想起した。8年間でベトナムの評価が一変した。

 8年前は、そんなことないだろうと、ベトナム投資の成功事例を探すことを試みた。同様に今日、やはり同様に、そんなことないだろうと、ベトナムの問題点を指摘することが重要であると考えている。今回の訪問で事実、これまでになかった問題点を感じることがあった。適時、これらを紹介してみよう。

 それにしても思うのだが、1998年当時に上記の雑誌でベトナム政府を批判した古森義久氏は、今のベトナムについて何と言うのだろうか。ジャーナリストまたは言論人の責任として、何らかの発言が求められる。もっとも単なる反共産主義イデオロギーの宣伝が目的の発言なら、その必要はない。批判のための批判なのだから。そうであるとすれば、もはやジャーナリストや言論人とは恥ずかしくて自称できないだろう。少なくとも私なら。

 

 

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