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2006年8月23日 (水)

ハノイから:今日の出来事

 ホテルを代えたので、どうも調子が出ない。近くでコピーはできないし、水やビールも買えない。なじみのセオム(バイクタクシー)もない。何かとやりにくい。そうは言っても仕事だから、いろいろ動かざるをえない。

 1.ハノイゴルフクラブの室賀社長にお会いする。室賀さんの日本の自宅は私のご近所。またライオンズクラブの会員同志である。今年6月にオープン予定が、9月初旬に延Dsc07287 期された。予定通りに行かないのがベトナムである。しかしゴルフコースの出来は最高という説明。全18コース完成後の9月には、毎日放送の「MBSゴルフサーキット」の取材で青木アナウンサーらが、このハノイゴルフ場でプレーするそうである。同社には、ゴルフ場完成後もハノイ周辺の開発事業を進める計画がある。また、知人の福森さんが次の著書を書かれたと教えていただいた。福森哲也『日本人が知らなかったベトナム株』翔泳社、2006年8月28日。いよいよベトナム株式が、中国株式に続いて注目されてきた。

 2.ベトナム縫製業の総会社であるVINATEX社・計画投資部の副部長ソンさんに話を伺った。WTO加盟後の中国に対しては品質で勝負という話をされた。インド留学をされていて流ちょうな英語。お嬢さんは貿易大学で日本語を学ばれている。「お父さんも日本語を勉強しなさい」と娘から言われていると照れ笑いされた。ベトナム人の家族思いは日本人に想像もできない。娘自慢、息子自慢を聞かされる。でも自慢できるのだから、それは率直に言って立派なことである。

 3.貿易大学タム先生・VJCC橋本所長にお目にかかった。タム先生とは明日の日本大学教職員組合30名の皆さんの組合交流・大学交流の最終の打ち合わせをした。貿易大学からはチャウ学長とクウイ副学長が出席され、それは異例の対応ということである。何と言っても、教職員だけで8千人を擁する日本最大の大学である。またVJCCでは、慶応大学主催の「日越交流サマー・ワークショップ」が8月28日・29日に開催される。日本の大学がベトナムに向ける視線が熱くなってきたことを感じさせる。

 4.昼食は、POEMEの鈴木さんとご一緒。徒歩でアメリカ大使館前のイタリアレストランDsc08259_1 に向かう。その前にPOEME店頭でシュークリームをいただいたので食欲減少。土曜日は休みなので、郊外に遊びに行こうかという話になった。こういう日もないと疲労がたまる。このイタリアレストラン、机の上にクレヨンが置いてある。何に使うのかと思っていたら、白い紙のテーブルクロスに自由に絵を描いたり、大人なら商談のメモに利用できるそうである。食事終了後に、そのテーブルクロス用紙を持ち帰ることもできる。このアイデア、日本のファミリーレストランでも利用できそうである。

 5.日越経済交流センターのハノイ駐在代表のソンさんと、中古車販売会社のダット社長を訪問した。この会社、スゴイ会社である。中国から部品を輸入。エンジンはBMW。エアー関係はフランス。そしてベトナム初の自動車を組み立てる予定。1300CCと1600CCの2車種で、車名はLIFAN。値段は1万6千ドル。中国製の安価なバイクがベトナムに入り、ホンダやヤマハが苦戦したこともあったが、同じことが乗用車で始まろうとしている。中古車市場の最大手になることが同社の希望であり、中古車輸入そのものよりも、中古車販売の全体的な経営管理運営システムを日本から教えて欲しいと依頼された。

 6.その後、日本大学の方々を午後11時まで大宇ホテルでお待ちした。明日、ホンダの工場を見学したいという要望があった。ちょうど今日、シビックを新発売したばかりである。その話を伺ってみたいし、上記のLIFANについて、ご意見も伺いたいと思っていたところだ。しかしホンダは事前に予約を書面で送らなければならない。ちょっと無理だ。待ち時間に大宇ホテルのロビーで、荒川研さんに偶然にお目にかかった。三菱商事から台湾ユニマートの取締役に就任。以前は、ハノイ西友の社長。いつも何かとお世話になっている。お疲れのご様子だったので、簡単な話だけだった。

 今日の朝刊を見れば、ノンドックマイン共産党書記長は、中国を訪問していた。だから武部幹事長らは面会できなかった。日本からラブコールを送っているのに、そのベトナムは中国に気がある。そのような印象を受ける。ベトナムにとって、陸地での国境問題は解決したが、海上の国境問題は未解決である。特に原油資源の確保を考えれば、両国ともに国境問題は譲れない。それだからこそ相互訪問によって相互理解を深める必要がある。中国の影響はベトナムに強く及んでいる。同時にベトナムも中国を無視できない。こういう状況下で、日本のアジア外交の意義が問われている。

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