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2006年8月12日 (土)

ホーチミン市6日目:安田さんとドンズー日本語学校のホエ先生

 その日の間にブログを書くのが、大変になってきたので、1日遅れをお許しいただきたい。昨日は、昼食を商工会議所のフン副所長にご馳走になった。ハノイから計画投資省のフン局長が参加され、それに高橋教授と大学院生フンさんも一緒であった。

 一緒に食事をして、いろいろ話をして、ご馳走されれば、ご馳走する。これが、ベトナムビジネスの基本スタイルであると思う。その後、タントアン輸出加工区に立地する安田の安田社長にお目にかかった。7月半ばの日本経済新聞で、オンワード樫山と共同で工場拡張する計画が発表されたので、その詳細を伺うためである。

 安田さんとは、1998年にお目にかかって以来の再会である。その当時、従業員の管理のために、サッカーの「イエローカード」を導入されたということを日本の雑誌『アジア倶楽部』に紹介した記憶がある。これは、たとえば清掃をしないとか、ルールを守らないと、その従業員にイエローカードが発行される。これが3枚になると「レッドカード」となり、給与が減少する。このシステムは、現在も継続されているそうである。

 同社の新工場は、同じタントアンにあり、現在の2倍の敷地である。今の工場を新工場に移転するそうである。オンワード樫山は、中国生産を周辺アジア国に分散する方針ということであった。その中で、ベトナムが最重要拠点とみなされている。これまでの安田の品質重視、不良率減少という努力が評価されたのである。

 安田は、5Sを実施していないが、清掃は徹底させており、その成果もある。「イエローカード」が有効に機能している。掛け声だけの5S実施でなく、その結果を最初から重視した戦略である。他方、このような「イエローカード」は従業員に緊張感やストレスをもたらす。そこで社員旅行などが実施され、従業員間の親睦を深めることにも考慮している。

 新工場に移転後も、ますますのご発展をお祈りしたい。

 それから、ドンズー日本語学校のホエ校長先生を訪問した。ホエ先生と初めてお目にかかったのは、やはり10年ほど前である。かつてホエ先生は、AOTS(海外技術者研修協会)のベトナム代表をされていて、その関係でお目にかかった。その後の1998年のハノイ留学時には、この学校に1泊か2泊宿泊させていただいたこともある。この時のシャワーは「水」であり、なるほど普通のベトナム人は「水シャワー」であることを実感できた。また、同志社大学商学部の麻生先生の依頼によって、同大学の日本人大学生とドンズーのベトナム人学生との交流活動を実施したこともある。

 今日、日本の大学では日本人学生数が減少し、その経営は、できるだけ多数の留学生の受け入れに依存しているといっても過言ではない。そして韓国、台湾、中国に続く有力な留学生の供給市場はベトナムである。ホーチミン市で日本語学校の老舗といえば、このドンズーである。いよいよ、ドンズー日本語学校の卒業生が日本で活躍できる風が吹いてきたとみなされる。現在、日本の大学で学ぶ卒業生は390人だそうである。この9月に、富士山麓で全国のドンズー卒業生が集まるキャンプがあり、それにはホエ先生も参加されるそうである。

 ホエ先生は、以前から流通科学大学の「実学」志向の教育に賛同していただいていた。現在、このドンズー卒業のベトナム人留学生が、同大学に1名在学している。ますますの関係の深化を期待したい。本音を言えば、ようやく流通科学大学もベトナムに目を向け始めた。これまでは中国偏重であったように思う。

 今日は、ベトナム国内の高級ブランドであるヴェッテン(Viet Tien)社を午前中に訪問する。また夕方には、坂東あけみさんと高橋教授の対面もある。舞台は、細井さん経営の日本料理店「どらえもんかか」である。その成果と結果は、明日以降にカンボジア、プノンペンから報告する。 

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