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2006年7月23日 (日)

少しばかり再びハノイに行ってきます

 先日7月7日~12日は、研究目的でベトナムに行ってきましたが、今日からは「合同会社TET」の仕事でベトナム訪問です。もちろん経費は私費です。

 勤務先の流通科学大学・人事課に確認したところ、こういう会社の設立は特に禁止されていません。会社の定款を提出しなければなりませんが、その内容が教育機関と適合性があれば、特に問題ないそうです。

 何と言っても「実学」を追究する流通科学大学です。その教授が、会社を経営していても不思議ではありませんし、その会社が成功すれば、それは歓迎されこそすれ、批判されることはないでしょう。そうでなければ、「実学」の流通科学大学という看板と矛盾していることになります。大学教授がビジネスを成功させてこそ、本当の「実学」の大学と言えるでしょう。

 この場合、本業としての大学での仕事が優先されることは当然です。ここで私は、大学の仕事を自分の仕事と区別して、次のように考えることにしています。つまり、大学での仕事を「趣味」と考えるようにしています。

 趣味とは、自分の楽しみです。だから講義の回数が増えても、それは楽しい。若い大学生と議論し、いろいろ指導するのは充実感を味わえるし、その心境は、まさに趣味です。このように言えば、「趣味とはけしからん。大学の教育や研究は、そんなに甘くない」という批判が聞こえてきます。それはそうですが、ここで私が主張しているのは、私の個人的な内面の気持ち、つまり心構えの話です。もし私が、結果として大学の教育や研究をおろそかにしていると思われるなら、そういった批判は甘受するつもりです。そして改善もします。今は、そういった批判がないように一生懸命に努力するつもりです。

 私は、結果がすべてだと考えています。いくら熱心に全身全霊を教育や研究に注いでも、その成果としての学生の満足度が低ければ、その努力は無駄と言っても過言ではありません。「先生、先生が熱心なのは理解できますが、先生の言っていることを私は残念ながら理解できません」。これは問題であろう。

 他方、私のように「教育や研究は趣味だ」と言っても、その結果として学生が支持してくれれば、それは問題ないでしょう。ただし私は、以上のような傲慢な人間でないように心がけています(常時、妻がチェックしてくれます)。さらに、少なくとも以上のように「問題ない」と評価されるように努力したいと思っています。

 こういうブログを通して、世界中に自分の考えや行動や研究活動を公開しているのですから、これほどの透明性のある研究活動・企業活動はないでしょう。もちろん、すべてを公開しているのではありませんが、全く何も知らせない秘密主義よりはましでしょう。こういう自分の「公約」を公開し、自分自身を励ましているというのが、正直な気持ちです。

 この意味で、毎日ブログを書くという「公約」が果たされていません。これは、すごく私も気にしています。どうぞ、ご容赦をお願いいたします。でも、頑張りますので、ご期待ください。

 今夜はハノイ、明日はハノイで重要会談。「大学教授、アジアで実学を追究する」というブログの副題を実践します。こんな話、どの文献にも書いていません。経営学とは、実践があってこそだと実感しています。評論・あと解釈・理論など、ギラギラした利害の関係する商談において、どれほどの役に立つのでしょうか。気力、気合い、気迫、人間性、人格、オーラ、大声、演技力。そして理屈、理論、正当性。これらが商談の内容。ビジネスの最重要な要素ではないかと考えています。

 また、ハノイからブログが書ければと思っていますが、本当に時間がないのです。

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