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2006年6月15日 (木)

ノートまたはメモを取る

 講義・セミナー・研究会など、その講師の発言をノートまたはメモに記録することは重要である。故・中内功理事長は「メモ魔」として有名であったが、それは忘れるための作業だと言われていた。確かにメモやノートを取るから、安心して忘れることができる。

 昨日は、私の担当科目「21世紀の業界展望」が開講され、(株)あきんどスシロー取締役・上林孝治氏からご講義を賜った。その内容は後日に紹介するが、ここではノートの取り方の話である。

 講義中には私もノートを真剣に取る。そうしないと、このブログを書けない。それよりも重要な理由は、学生からの質疑応答や補足説明をすることが目的の「まとめ講義」が次週に控えているからである。

 隣の座席の学生を見ていると、ともかくノートを書く分量が少ない。板書された文字だけをメモすればよいと誤解しているのである。聴いたこと、見たことをメモする習慣ができていないのであろう。これは次回の「まとめ講義」で指摘し、学生の努力を促さなければならない。

 最近は、講義の音声を簡単に録音できるので、ノートやメモを書くことが必要ないと考えることもできる。しかし録音では、再び同じ内容を聴かなければならない。時間がもったいない。ノートやメモなら、一見で内容を把握できる。さらに録音は、講義の「著作権侵害」になる恐れがあるのではないか。

 私の場合、大学でノートやメモの取り方を教えてもらった経験はないが、今の大学では、そういった教育も必須であろう。この意味で、講義のレジュメを学生に毎回配布する先生もおられるが、それは学生に対する過剰サービスであるように思われる。レジュメを配布すれば、学生がノートを取る時間は大幅に節約できる。しかしそれでは、ノートを取る練習にはならない。

 安心して忘れるためにノートする。このように考えれば、ノートは真剣に取らざるをえない。なお、ノートとメモの相違は何か? 文書量の相違と私は単純に考えている。簡単な単語だけのメモから、その内容を補足してノートを完成させる。そのノートに基づいてレポートや論文といった文書を執筆する。

 こういったノート作成の作業スキルは、ビジネス界でも必携であるとみなされる。

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