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2006年5月 7日 (日)

映画「名探偵コナン:探偵たちの鎮魂歌」を見る

 映画「名探偵コナン」は10年間の歴史をもっている。ほとんどの映画版を私は見ているが、今回は10作目。コナンや服部平次など少年探偵のほかに怪盗キッドなど総出演。話の展開が複雑になっていて、ややストレスがたまる。また犯罪の動機も説得的でない。そして最後は危機一髪のカウントダウンでクライマックスを迎える。これは、すでに見たマンネリ的な光景である。さすがに10作目となると脚本も難しい。

 ただし、全体のストーリーの中にいくつかの「秘密」が忍ばせてある。うっかりしていると、気がつかない場面やセリフがある。それをネタにして、映画後も会話が弾む。さすがに、この工夫がうまくできていて大人の鑑賞に耐えるようになっている。子どもの目は年々肥えてくるから「子どもだまし」は通用しない

 なお、名探偵コナンのコミック本のベトナム語版が出版されている。果たして版権はどうなっているのか。最近、販売されていないようなので、数年前のベトナム語版は違法だったのだろうか。または、あまり人気がなかったのか。私見では、現代的な日本社会を背景にしたコナンは、ベトナムの子どもたちには受け入れ難いような気がする。他方、「ドラえもん」がベトナムで人気のある理由は、のび太・ジャイアン・スネ夫などの一般生活の描写にベトナム人が親近感をもつからであると思われる。これは私の仮説である。

 コミック(マンガ)は、カラオケと並んで世界に通用する日本の現代文化のひとつである。グローバルな視野から日本のコミック文化の客観的な分析があってもよい。これは、かなり前に神戸大学経済経営研究所に在職されていた吉原英樹教授が述べられていたことである。最近になって、それを私も実感できるようになった。

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