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2006年5月28日 (日)

ベトナム情報(10):株式市場

 ベトナムで株式市場が開設されたのは2000年7月である。その当時の上場企業は5銘柄であったが、ホーチミン証券取引センターにおいて現在は36銘柄になっている。

 株式市場の規模は小さいが、ベトナムの経済成長を考えれば、魅力的な成長を期待できる株式市場であるとみなされる。経済成長という基礎的条件に基づく株価上昇のみならず、外国人投資家の資金流入による株価上昇も期待できる。さらにベトナム人高額所得者層の株式投資も増えることはあっても、減少することはないであろう。

 ベトナム株式投資のためには、ベトナムの証券会社に口座を外国人であっても開設することができるが、その取引は上場株式に限定されている。未公開(未上場またはIPOとも呼ぶ)株式に対する入札やその売買は、口座を開設した証券会社の営業担当者に依存しており、その取引コストを考慮すれば、こういった店頭市場の売買を取り扱わない証券会社もある。

 個人で口座開設してベトナム個別銘柄に投資することは何ら問題ないが、ベトナム投資の成果が最大化できるかどうかは疑問である。個人での口座開設料口座維持費用も少なからず必要であるし、小規模な市場であるために株価の乱高下も激しい。

 その対応策として、適当な投資ファンドに参加することである。それなら多数の未上場株式も購入できるし、その上場時の値上がり益も受け取ることができる。日本のベンチャー企業の上場と事情が違って、ベトナム国営企業の上場予定株式の購入であるから、上場しないというリスクは日本に比べて低い。

 このような内容を以下の『日越経済交流ニュース』2006年6月号、日越経済交流センター(センターに対するご相談は「JVEEMAP.doc」をダウンロード )で議論している。ご関心の読者は参照してほしい。拙稿「ベトナム投資ファンドの新たな設定:分析と提案」(06-2006.rtf」をダウンロード )。

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