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2006年4月12日 (水)

上田ゼミ版『面接の達人』レポート

 昨日、第1回目の上田ゼミナールがあった。4回生は就職活動のために出席者は数名という状況であった。この中で面接が順調に進んでいて、すでに内定を2社からもらっている余裕の学生に話を聞いてみた。以下では、その話を要約して、就職活動における面接で成功するための要点を指摘してみよう。

1.元気さが一番。具体的には最初の挨拶と笑顔。この第一印象で採否の大部分が決まる。

2.一次面接は、大学時代に何をしてきたか?これを話す。これは必ずしも大学内に限らず、クラブ活動やアルバイトの話でも良い。正直に答える。綺麗ごとを言わない。もちろん正直といっても、常識の範囲内である。たとえば「学業に力を入れてきました」と言うと、いろいろ突っ込まれて話が続かなくなる。

3.自分の個性を発揮する。「きみ頭いいのか?」と聞かれて、自信をもって「頭は良くないです」と答えたら、「そんな答えは初めてです」と言われて逆に話が弾んだ。これを「普通です」と答えたら、少しも面白くない。印象に残らない。

4.質問には的確に答える。知らないことは知らないと返事する。ダラダラとしゃべるのは良くない。目の動きで感情がわかる。嘘か本当かが区別される。

5.筆記試験の準備は十分にする。某大手上場企業で面接の順位はトップに近かったが、筆記試験の結果にバラツキがあり、それがネックになった。大手企業はバランスのよい能力を求めているのかもしれない。筆記試験は高学力は必要としないが、準備の有無の影響は大きい。

6.大人と話す練習をする。話す態度や面接の態度に好感をもたれるためには、日頃から年上の人や先輩などに対して余裕をもって普通に話す練習をする。一見、態度が「デカイ」ようだが、落ち着いている。学生気分を脱して大人として付き合える。こういう印象を与えることが重要。

7.運動部や上下関係の厳しい部活の経験は、営業に役立つ。礼儀正しくなり、言葉遣いも丁寧になる。

8.希望業種は予め決めないで、いろいろ会社訪問する。就職活動の今だからこそ多様な業界を無料で勉強する機会が提供されている。このような気持が、会社を訪問する原動力になった。

 以上の新4回生の学生の話を聞いていると、特に難しい面接ノウハウは必要ないようだ。普通の大人として、普通の大学生として自信をもって面接に臨めばよい。

 ただ私が追加で強調したいことは、採用の要点は「信用できる人間かどうか」ということである。ベトナムのビジネス相談でも、相手のベトナム人が信用できるかどうかが最大の問題である。ビジネスで信用が重要なことは世界共通である。ベトナム人に限らず、日本人も同様である。

 このように考えれば、就職活動の学生に最低限必要なことは、「私は信用できる人間です」ということを面接担当者に理解してもらうことである。そのためには時間厳守は当たり前だし、面接における自分の発言に責任をもつことも必要である。さらに誠実さを態度や行動で表現することも不可欠だ。いくら学力があっても、いくらお金や権力があっても、いくら口がうまくても、どこか信用できない人間は存在する。そういう人間を、私が経営者なら絶対に採用しない。

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