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2006年4月22日 (土)

ベトナム株式投資の教訓(3)

 ベトナム株式情報について、インターネット上での日本語の情報は少ないとは言えない。このココログでも「ベトナム投資奇行」というブログが、日本ブログ大賞2006マネー大賞を受賞している(参照:http://vkabu.cocolog-nifty.com/vkabu/)。

 さらに、ベトナム株式市場や証券会社の情報については、www.asianstocks.info/vn/main.htmが詳しく紹介している。また、ベトナム全般の経済・社会・生活情報としては、いくつかの日本語サイトが存在している。たとえばwww.hotnam.com/。さらに多様な情報を文章で読みたければ、日越経済交流センターの『日越経済交流ニュース』の定期購読を勧める(問い合わせ:「JVEEMAP.doc」をダウンロード )。

 このような情報は、ベトナム株式投資において不可欠である。たとえば「BRICsの株式投資がいいですよ」と証券会社の営業担当者が言えば、その勧めに応じて投資する。しかしブラジルやインドのことは何も知らない。このような投資家が多いのではないか。そういう投資家は、おカネが儲かればよいと思っているが、意外と損をしている。かなり高い手数料や成功報酬を支払っているからである。自分で勉強して自分で投資する。自己責任が株式投資の大原則である。

 そこでベトナム株式投資の教訓(3)として、4月4日の(2)に続いて次の2点を指摘する。

 6.ベトナム株式・経済の最新情報は日本語でも入手可能である。それらを読んで、ベトナム全体の動向を把握する。自分で情報を収集する。自分で口座を開設する。自分で投資ファンドを選択する。自己責任の原則を忘れない。

 さらに昨日紹介したように未公開株式の株式取得は、外国人には一般に困難であるが、高収益が期待できる。その方法を模索すべきであろう。ハイリスク=ハイリターンの醍醐味をベトナム未公開株式で楽しみたい。そのためにどうすればよいか? いずれ、このブログで情報公開したいと思う。

 7.ベトナム未公開株の取得は魅力的である。有力な国有企業の株式会社化(=株式売り出し)が連続して待機している。これを取得するための情報に敏感になる。機会を逃さない。

 たとえばTECHOM BANKは、すでにイギリスを拠点とする世界大手の金融グループHSBC銀行が10%の株式を所有している。この未公開株式の売り情報が私の手元に来ている。ベトナム国家銀行(中央銀行)は、ベトナムの銀行経営を強化するために、外国銀行の株式所有比率の上限を10%から20%に引き上げるように政府に要望している。ただし外国人株式所有の上限は49%である。この要望が認められれば、上海香港銀行を含めた外国銀行が同行の株式を購入し、株価上昇が期待できる。

 なお前回(4月4日)のブログで、ベトナム株式の額面価格は2種類と紹介したが、それは誤りであった。全部で次の5種類である。①1万ドン、②10万ドン、③100万ドン、④500万ドン、⑤1千万ドン。たとえば上記のTECHCOM BANKの額面価格は1株あたり500万ドン(約3万5千円)である。

 ベトナムにおける最高の額面価格は約7万円である。このような高額の株式が発行される理由は、その投資家を法人・高額所得者・機関投資家に限定したいからであると推察される。そうであるとすれば、発行企業が安定株主を期待している。この場合、こういった高額株式の売買は低調と言えるかもしれない。したがって値上がりの期待は低くなる。他方、高額の額面であるほど株式分割の機会は多くなるから、株価上昇の機会も多くなる(これは「ベトナム株式投資の教訓:5」(4月4日)を参照)。果たして、どちらが妥当な見解であろうか。

 楽観的な予想では、上記のような高額株式は、新株発行以降も株式発行が何回か繰り返され、その度ごとに株価が上昇する。上昇が見込めない場合は、株価上昇のために株式が分割される。そして上場時には、一般株主が購入しやすい株価に落ち着くと考えられる。

 このような推理が楽しめるのも、新興国ベトナムの株式投資だからこそである。

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