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2006年4月 1日 (土)

3月28日:ハノイの定宿

 朝からジェトロ・ハノイセンター馬場さん、国民経済大学のフン先生、ユニマート会長・荒川さん、計画投資省JICA専門家・市川さんにお目にかかった。さらに日本語教師の和津田さんともお会いした。その間、昼食は、ケーキの鈴木さん、夕食は日越経済交流センターのブーバン、ソンさんと一緒であった。その後に日本ベトナム友好協会の小松さん、共同通信支局長・船越さんに偶然にお目にかかった。さらに日本料理店「紀伊」の小林さんとも比較的ゆっくりお話しできた。

 これだけ多数の方々に日本で会うことは不可能に近い。それだけハノイが都市として集中しているということである。また、こういった方々とお話をしていると、ベトナムそしてハノイに自分も長く滞在しているような気分になる。日本滞在の空白の時間が埋められる。突然の来訪にも対応してくださる旧知の皆さんに感謝である。

 フィールドスタディの私の基本立場は「定点観察」である。同じホテルに宿泊し、同じ街を歩き、同じ人々に会う。このことで以前の訪問時と現在とを結びつけながら、その間の変化を感じ取ることができる。

 私は1998年に半年間滞在した Ngoc Linh Hotel: 140 Trieu Viet Vuong を定宿にしている。このホテルは1☆であり、温水とバスタブがあるが、時々断水することがある。定点観察によれば、受付女性の英語能力が着実に低下している。これは、ほかの好条件の職場が増えてることの証拠である。朝食の定番フォーではガー(鶏肉)のメニューがなくなり、さらにチュンベットロン(孵化前のアヒル卵)も注文できなくなった。鳥インフルエンザの影響は解消していない。長男は、以前の不良少年風の態度からホテルの若旦那に立派に成長した。こういった変化を楽しむことができるのも、定宿だからこそである。

 そして何よりもこのホテルの魅力は安全(セキュリティ)である。机の上に現金を置いて外出しても紛失したことがない。忘れ物をしても、こちらから指示しなくても保管してくれている。この安心感は他に代え難い。隣には散髪屋があり、コーヒーショップやコピー屋もある。なじみのセオム(バイクタクシー)の運転手も常駐している。徒歩2分ほどで日本料理店「紀伊」がある。水やビールも近くの雑貨店で買えるし、統一公園を散歩するにも便利である。近くにインターネット店があるが、残念ながら日本語フォントが使用できない。これが最大の不便である。そうは言うものの、また次回もこのホテルに宿泊するような気がする。定宿とは、こんなものである。

 

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