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2006年3月 5日 (日)

ベトナム株式投資のリスク

 日越経済交流センター『日越経済交流ニュース』で執筆した「ベトナム株式投資の魅力と留意点」を添付ファイルで紹介します。

「03-2006.rtf」をダウンロード

 ベトナム株式投資は、確かに「ハイリスク・ハイリターン」と言えますが、そのリスクは「想定の範囲内」という場合が多いように思います。現在、株式市場における流動性の不足は存在しますが、それは当然です。国内経済の成長と共に解決する問題です。

 さて、現在のベトナム株式市場では、IPO(未公開)株式投資が大きなキャピタルゲイン(株式売買益)を期待できます。こんな話を日本の友人に話すと、「私も絶対に儲かると言われて日本の未公開株に投資した。もう5年以上になるが、未だ公開されていない。えらい損しました」という返事でした。

 日本では、その時々の経済情勢や企業業績、幹事証券会社や公認会計士事務所の意向に株式公開の時期が大きく影響を受けます。またIPO株式を発行する企業は、中小企業・ベンチャー企業です。したがってIPO株式を取得しても、その利益実現は、まさにハイリスクが伴います。これが前述のようなコメントとなって表現されています。

 日本に対してベトナムのIPO株式は国営の大企業が発行し、さらに株式公開は国策です。国営企業改革を実現するために不可欠の手段とみなされています。ベトナム政府はWTO加盟とAPEC主催という画期的な外交上の2大イベントを今年迎えます。ベトナム政府は、国際社会の一員として、それなりの体裁を整えた株式市場を実現したいと考えています。

 以上のように説明すると、IPO株式投資については、日本よりもベトナムが安全・確実であると判断できます。またベトナム上場企業の売買も上下5%の値幅制限です。ベトナム株式投資のリスク、日本に比較して、けっして大きくないと私は考えています。

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