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2006年1月19日 (木)

ベトナム民営化ファンド投資事業匿名組合

 「そこには10年前の中国がある」というキャッチフレーズでベトナム株式投資を募集しているのが、「ベトナム民営化ファンド投資事業匿名組合」と「ユナイテッドワールド証券」である。(http;//www.uwg.co.jp/vietnam/vietnam-fund/v-syouhin.html参照)。この投資募集は1月10日~3月2日となっている。これに先だって、すでに紹介した「ベトナム・ドラゴン・ファンド」の募集が「キャピタル=パートナーズ証券」を通して昨年12月15日に終了したばかりである。

 このように最近の日本ではベトナム投資ファンドが連続して募集されている。それは今、ベトナム株式投資の絶好の機会が到来しているからである。たとえば野村證券や大和証券でベトナム株が自由に売買できるようになれば、安心感は高まるけれども、投資収益率は現在よりも低くなる。ハイリスク=ハイリターンを目標とするなら、今こそベトナム株式投資である。ハイリスクと言うだけに、多数の問題が存在する。

 どのようにベトナム株式を買うのか。現地での利益が日本に送金できるのか。ベトナムの株式情報は信頼性があるのか。政府の規制や税制はどうなっているか。そして最も重要な問題として、何の株式を買えば儲かるのか。これらの疑問に回答することで初めて、自己責任として納得してベトナム株式投資に至るのである。

 冒頭の「ベトナム民営化ファンド」はアメリカの「インドチャイナ=キャピタル=コーポレーション」が投資顧問会社となっている。次の「ベトナム=ドラゴン=ファンド」はイギリスの「ドラゴン=キャピタル=マネジメント」が同じ役割を果たしている。ではなぜ日本人投資家が、ベトナム戦争の敗戦国であるアメリカや、その同盟国であるイギリスの投資顧問会社に依存しなければならないのであろうか。アメリカやイギリスに日本人投資家は食い物にされているのではないか。

 日本とベトナムの友好関係は、ベトナム戦争当時から継続し、日本からの対ベトナムODAは最大である。このように日本とベトナムには長く深い経済・政治関係がある。、これらのことを考えれば、日本人向けのベトナム投資は日本人によって管理運営されて不思議でない。ベトナムに関する知識・情報・人脈が日本人に欠如しているなら、それは外国投資顧問会社に依頼せざるをえない。しかし、それらすべてについて、けっして日本人がアメリカ人やイギリス人に劣っているとは思われない。それでは、なぜ日本人向けの日本人の投資顧問会社が設立されないのか。 

 筆者は今、このような問題意識をもっている。この問題をどのように解決するのか。近日中に公表しようと思う。

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