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2006年1月23日 (月)

写真で見るハノイ

 年末年始のベトナム訪問において、ハノイ近代化が急速に進んでいることに筆者は驚いた。ホアンキエム湖の周辺を歩いて、ごちゃごちゃした旧市街でお土産を買うという観光は、それなりに楽しいが、それだけでは、なかなか気がつかないことである。

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 写真2枚の最初は、2003年末にASEAN競技大会が開催され、そのために新しく建設されたスタジアム近くのアパート建設の現況である。その次の写真は、1万人規模の国際会議場の建設現場である。デザインは外国人設計家、資金はベトナム政府の出費である。本年11月にハノイで開催が予定されているAPEC国際会議に使用される。

 筆者は、1983年に初めて韓国・ソウルを訪問しDsc06411たが、このハノイの様子は、その時の汝矣島(ヨイド)を想起した。現在の汝矣島は国会議事堂があり、韓国証券取引所を中心とした金融証券街が形成され、その周辺には高級アパートが林立している。しかし当時は、大手の証券会社は明洞(ミョンドン)にあり、新しい証券取引所が建設中。そして見渡す限り平坦な土地が続き、所々に高層ビルが建設されているにすぎなかった。

 すでに当時、大韓生命ビル(63ビル)やLG(金星財閥)のツインビルが建設されていたかどうか正確な記憶はない。いすれにせよ今日のハノイから、20年以上も前のソウルの活気を感じることができた。

 今、ハノイの親しい日本人から贈られた2005~2020年までの「ハノイ都市計画図」が手元にある。この計画によれば、ホン川に架かる現在のタンロン橋・ロンビエン橋・チョンズオン橋に加えて、さらに6つの橋梁が建設される。キャノンや松下電器が入居しているタンロン工業団地(住友商事が建設)のほかに、タンロン北工業団地やドンアイン工業団地など現在のハノイ市周辺に数カ所の工業団地が配置される。さらに地盤の悪いハノイ市における地下鉄建設は困難と判断され、シンガポールのようなモノレール建設も予定されている。

 このようにハノイは、確実に近代化の道を歩んでいる。なおベトナム政府は経済発展とともに、近い将来ODAが削減されることは承知している。したがって今の間に、できるだけODA資金を効率的に活用することが意図されている。これらの計画に基づいて、外国資本の都市開発も加速されると予想される。

 ベトナムにとって最大のODA支援国である日本は、これらの発展計画に最大限の貢献をしている。さらに民間企業や国民レベルで、われわれは友好親善と交流促進の努力をさらに前進させなければならないと思われる。それが、ベトナムの経済成長とともに日本も経済成長する前提となるからである。

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