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2006年1月 4日 (水)

人材育成と民間企業の発展

 昨日の午後は、民間の機械部品工場、ベトコンバンク証券会社、ドラゴンファンド投資会社を訪問し、その後にJETROハノイの馬場さんにお目にかかりました。さらに日本在住の韓国人・洪先生が日本からお越しになりました。訪問調査もピークを迎えていますが、少し風邪気味ながら何とか元気にしております。今日、このブログを先日ホーチミン市でお会いした鋳造会社・服部社長がお読みいただいているという連絡があり、こうして書くのも緊張します。私のようにベトナムを通り過ぎる人間が、偉そうにベトナムについて語ることに気が引けます。ともかく以下では、見聞したことを簡単に記録に残しておきたいと思います。

 機械部品工場では、品質改善の方法として3Sを実施されていました。5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾(習慣化))については、ハノイのベトナム日本人材協力センター(VJCC)で社長が勉強したそうです。バイク部品をホンダに納品しているので、品質管理には気を遣っているということでした。このJVCCには本日午前中に訪問し、橋本所長・タム所長をはじめ、2月から日本研修に来られる貿易大学前学長ら4名にお目にかかりました。このJICAとPREXが主催する研修では、私が開講と閉講時の講師をすることになっていて、「あまり話すと日本で話すことがなくなる」というような「笑い」を取りました。

 今回、これでベトナム・ラオス・カンボジアの日本センター3ヶ所を訪問したことになります。このようなODA資金に基づいた日本センターの教育や日本研修は、アジア諸国に対して日本が人材育成を重視している証左です。「東アジア共同体」形成などに向けて、アジア諸国と日本の関係がますます重要になってきます。今回の訪問で、こういった人材育成の貢献や成果がさらに多くの内外の人々に知られてもよいように思いました。それが十分でないとすれば、それは日本人および日本政府の「コミュニケーション能力」の不足と言えるのかもしれません。こういった能力の天才とも言える小泉首相自身が内外に一層のアピールをしてもよいと思います。

 午後のベトコンバンク証券会社とドラゴンファンド投資会社の訪問は、別途に『日越経済交流ニュース』の記事を添付します。簡単に問題を述べると、昨年12月15日に締め切りの日本向け「ベトナム・ドラゴン・ファンド・リミテッド」会社型投資信託には30億円を超える資金が集まったそうです。これだけの外貨がベトナムに流入すれば、現在32社しか上場していない小規模なベトナム株式市場は大暴騰してしまいます。これにどのように政府や国家証券委員会は対応するのでしょうか。詳細は、しばらくお待ちください。

 昨夜来られた洪先生は、今回の私の研究のための研究協力者です。現在、私がインターネットに向かっている間、韓国大使館やKOTRA(JETROに対応する韓国の貿易促進機関)を訪問してもらっています。ラオスからの報告でも指摘しましたが、ラオスに続いてベトナムでも韓国の存在感は大きいです。何といっても、ハノイ最初の5☆ホテルは、メトロポールに続いて、かつての大宇財閥が建設した「大宇ホテル」です。今日でも「GM大宇自動車」や「大宇ハネル」などの会社はベトナムで健在です。洪先生の調査報告を今後の私の研究成果に反映させたいと思います。

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コメント

ベトコンバンク証券会社に証券口座を作り、入金しました。6月末よりインターネットで株を購入し始めましたが、どうも様子がおかしいのです。株単価が本で読んだものと違っていたり、他人のコードが平気で送られてきたり、一度、入金できたものが、今度は入金できなくなっており、銀行間で(ベトコンバンクと日本の銀行)そのような口座名義人はいませんとのことで振込みができません。フィッシングのような大掛かりな詐欺のようなものに引っかかっているのでは心配です。ベトナムにそのような詐欺グループのようなものはあるのでしょうか。

投稿: 桝野金治郎 | 2007年8月 3日 (金) 14時25分

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