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2005年12月29日 (木)

カンボジアからラオスへ

カンボジアの首都プノンペンから、ラオスの首都ビエンチャンに着きました。10年以上もラオスで職業訓練のボランティア活動をされている富永幸子さんに電話して、明日の朝に職業訓練センターを訪問することになりました。

ラオス国立大学・経済経営学部のトンバン先生とも明日、大学で研究の打ち合わせをします。ラオスでもカンボジアと同様に縫製企業を調査しようと思います。彼は、JICA研修の一環で流通科学大学を訪問したことがあります。

また、高級シルク店「カンチャナ」のオーナー・ハンサナさんに会って、新しく一般に公開する繊維博物館を明日の午後に見学することになりました。この博物館、今までは個人的に見学させてもらっていましたが、今度から入場料3ドルで一般に公開されます。「3ドルでいいだろうか」と聞かれるので、「5ドルでもいいよ」と応えたのですが、まあ3ドルが妥当でしょう。この博物館、3代前のラオス特命全権大使であった坂井さんがお気に入りの所でした。それに女優の三林京子さん、また流科大の故・中内功さん、それに奥様も訪問されて、夕食をご馳走になっています。ハンサナさんは来年2月に東京を訪問されます。JETROが主催するメコン流域物産展に出店するためです。このような手工芸品は、大規模な縫製業と異なったラオス独特の産業となっています。

さて、今日までカンボジアに滞在して、カンボジアの印象が飛躍的に改善されました。これまでは、タイ大使館焼き討ち事件などのために、あまり良い印象をカンボジアにもっていませんでした。それ以前のポルポト政権下には、200万人とも言われる大量虐殺が行われました。この印象は強烈です。

しかし午前中に王宮を見学し、その豪華さに圧倒されました。多数の中学生が来ていて、熱心に見学している様子にも感心しました。その後、プノンペンから自動車で1時間ほどのウドンという古都を見学して、カンボジア独特の自然の風景に接することができました。ベトナムともラオスとも違った豊富な水に囲まれた緑の稲作地帯が広がっています。ウドンでは山頂の寺院まで登りましたが、10歳前後の子ども達数名がチップ欲しさにつきまといます。一生懸命にうちわを扇いで風を送ってくれます。煩わしいのですが、子ども達の眼は輝いていました。

プノンペン市内を流れるトンレサップ川沿いのレストランで昼食を運転手と食べながら、心地よい風を受けながら、川を行き来する小舟やボートを見ていると、心身がなごみます。それぞれの国にはそれぞれの生活があり、人々はそれぞれ懸命に生きている。当たり前のことですが、ゆるやかな川の流れを見ながら、それを実感することができました。

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