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2005年12月31日 (土)

ラオスのリゾート開発

最近のラオスでは韓国の存在感が増しているようです。ビエンチャン市内に韓国の中古車販売店が増えています。韓国政府も、ルアンパバーン国立大学(学生総数1800人)に次いで、2006年からビエンチャン郊外(セイセタ区ソクハム村)で病院建設の支援を始めるそうです。

この病院建設予定地に隣接した2.5㌶の敷地に「ラオ織物村」を建設する計画があります。ハンサナさんが所有する土地です。投資総額は約40万ドル。伝統的な高床式造建築のロッジ5棟(2部屋)の建設が中心となります。この1棟が4万5千ドルです。ラオス織物の工房も建設され、そこで自分の織物を制作したり、敷地内の周囲にある池で釣りを楽しんだりできます。現状は、10名ほどが住める大きな木造住宅と高床のコメ倉があります。

昨日、この敷地を見学に行きました。何羽かのニワトリがいて、タイから移り住んできた年配のラオス人が世話をしていました。ラオスで人間の死亡事例は聞きませんが、「鳥インフルエンザ」要注意です。このラオス人のほかに、ビエンチャンの大学や専門学校で学ぶ若い人々のために、ハンサナさんが住居と食事を提供しています。ハンサナさんは、日本でも昔あったと思うのですが、地方出身の苦学生を無償で援助する篤志家という立場です。奨学金制度などが一般に存在しないラオスでは、このような個人的な支援が社会を下支えしているのだと思います。これらの若者には「勝手に飲酒するな」というような親代わりの躾もハンサナさんはなさっています。

さて、この場所に上記の織物を目的としたリゾートを建設するという計画です。目的の定まった長期滞在型リゾートですが、おそらく短期の休暇しか取れない日本人には向かないでしょう。顧客は欧米人が中心になるでしょう。日本人を相手にするなら、隣に病院が建設されるのだから、高齢者向けの長期滞在住居も考えられないことはない。こんな話をハンサナさんとしました。彼は、この「織物村」の計画以外に、ルアンパバーンに2番目の繊維博物館の建設計画ももっています。伝統を継承するという彼の夢に共感すると同時に、その事業家としての才能に私は敬服しています。彼と私は同年齢で、なぜか気が合うという関係です。

大晦日の午前中、流通科学大学大学院を修了したケックさんと会う約束をしています。彼女は、1月5日に結婚式をするためにラオスに戻って来ています。過ごしやすい乾期の時期は結婚式のベストシーズンだそうです。彼女は故・中内功さんからも気を懸けてもらっていました。これからの幸せな生活をお祈りしたいと思います。

さあ、午後から寒いハノイに移動です。ラオスでは比較的ゆっくりしましたが、ベトナムでは多忙です。次は、ハノイの新年の様子をお伝えします。

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