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2005年12月26日 (月)

スマートなカンボジア人

午前中に、プノンペン王立大学の敷地内にある「日本カンボジア協力センター」を訪問し、午後は商業省でお話を聞く予定です。その間に書き込みをしています。

せっかくのゼミのHPですから、まず私から率先して書き込みを毎日しようと思っています。通常のHPなら、先生の業績や経歴の紹介で終わるのですが、先生の今の生態?を紹介するHPは少ないでしょう。このような「少ない」とか「変わってる」という言葉は、私にとってワクワクする「ほめ言葉」ですから、しばらくの間、このブログを毎日続けます。

運転手は紳士的で安心できる人でしたが、上記のセンターのビジネスコースの事務局を勤める青年も優秀でした。日本の新潟県にある国際大学に留学してMBAを取得しているということですが、日本語は十分に話せません(注)。しかし、その気配りや仕事振りは驚嘆に値します。日本人が指示をしなくても、名刺や新聞のコピーは取ってくれるし、会社訪問の調整までしてくれました。今回の私の研究は2008年3月まで続くのですが、カンボジアでは彼に協力をしてもらうことにしました。

上記センターのカンボジア人側の所長は、上智大学で博士号(地域研究)を取得した女性です。彼女も感じがよくて、時間があれば、いろいろ話したくなる人でした。センターの日本人側の中村所長によれば、カンボジアの魅力はたくさんあり、ぜひ日本企業に進出を検討してほしい。そうでなければ、このセンターでせっかく日本の経営・生産管理手法や日本語を勉強しても、それを活用する場所がないということでした。

カンボジアで真剣に勉強したことが活用されないというのは、その受講生にとって残念なことだと思います。日本の大学生は、こういうことを聞いて反省すべきではないでしょうか。実際に活用するべき内容の水準までも、勉強していないのですから。

その後、こちらの共同通信に勤務するカンボジア人の友人と電話で話しましたが、現在、中国の北京にいるそうです。かれも優秀なカンボジア人のひとりで、数年前にWTO加盟の影響について話をしたことがあります。国際的な活躍をしているようで、うれしく思いました。

これから商業省を訪問します。それから滞在中に工業省や丸紅の知人を訪問したいのですが、年末年始は休暇で不在の日本人が多いという事情もあり、どうなるかわかりません。いずれにせよ、プノンペンでの企業調査の概要が決まりましたので、少し安心です。

(注)せっかく日本に留学生しても、一橋大学・神戸大学・早稲田大学・立命館大学などでは英語で講義するコースがありますから、日本語が上達しない留学生が多いです。これについては賛否がありますが、私見では、「こうしなければならない」という問題ではないと思います。各大学・各留学生の事情に依存しますし、それぞれが満足していればよいことです。でも最低限、せっかく日本に来たのだから、日本や日本人を好きになって帰国してほしいと思います。理解してほしいとは言いません。日本人を理解するのは日本人でも難しいことですから。

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